うよきょくせつ

初心者が独学でFP3級合格!勉強時間・勉強方法・おすすめテキスト・無料過去問アプリ

先日FP3級試験を受験しました!
FP(ファイナンシャルプランナー)とはまったく縁もゆかりもない初心者主婦が、独学で勉強して合格しました。

そこで、初心者がゼロから勉強してFP3級に合格するには
・何時間程度の勉強が必要だったのか
・使用したテキスト
・おすすめの勉強方法
などを紹介します。

FPとは

まず基本的なことですが、FPとはファイナンシャルプランナーのことです。
年金や保険、相続や不動産など、お金のことがメインです。

FP試験を受けたときの話や試験会場の注意点などはこちらの記事に書いています。
(正式な合格通知はまだ届いていませんが、自己採点では合格していたので合格という事で・・)

勉強した時間

私がFP3級の勉強を始めたのは、試験日の約4か月前でした。
どれくらい時間がかかるのかわからなかったので、早めに勉強を開始しましたが、1日1~2時間勉強して2週間くらいで3級の内容は網羅できました。
そのため、だいたい24時間勉強すると十分合格ラインに到達します。

それ以降まったく復習する時間がなかったのですが、試験日1週間前になるとさすがに焦ってきて勉強を再スタート。

こんなに時間が空いていると一度目を通した内容とはいえ、ほとんど覚えていないか、他の内容とごちゃごちゃになっていました^^;
似たような数字が多すぎる・・・

試験日前の1週間で20時間くらい勉強しました。
娘がまだ小さいのと旦那が激務なので、試験直前の土曜日につめ込んだんですが、この日は6時間ぶっ続けで勉強していました・・

3級は試験前の1週間だけの勉強でもなんとかなるということですね。

平日3時間×5日
土曜日6時間

みたいな感じでした。

使用したテキスト

私が使ったテキストがこちら

〇「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」


〇「みんなが欲しかった!FPの問題集3級」

過去問の問題集や模擬問題集などもありますが、3級はこの2冊だけで十分です。
他にあれこれ買う必要はないですね。

教科書はオールカラーで見やすかったです。イラストも所々描かれていて覚えやすいですね。
覚えるべきポイントを板書でまとめていたり、「ひとこと」では分かりにくいことを簡単に解説しているので理解しやすくなりました。

参考書を購入する場合には、最新のものを買うようにしましょう。
毎年少し法令などが変わります。

復習に便利だった無料アプリ

テキストを開く時間がないときは、復習にアプリを使っていました。

FP2級3級学科 一問一答 過去問 解説
FP2級3級学科 一問一答 過去問 解説
無料
posted withアプリーチ

インストール・利用すべて無料です。
3級だけでなく2級にも対応しています。

すべて過去問で構成されていて、全問題に解説が付いているので分かりやすいです。

勉強方法

FPの分野は6つに分かれています。
1章 ライフプランニングと資金計画
2章 リスクマネジメント
3章 金融資産運用
4章 タックスプランニング
5章 不動産
6章 相続・事業継承

そこで、
教科書1章を読む→問題集1章を解く→教科書2章を読む→問題集2章を解く→・・・
という流れで、1章の「ライフプランニングと資金計画」から6章の「相続・事業継承」までこなしました。


後から分かるように、間違えた問題にはすべてチェックを付けておきます。
あやふやだなと思う内容については紙に書き出しておいて、後で簡単に確認できるようにします。


次に、まとめて実技の問題をライフプランニングから相続まで一気に解いて、間違えた問題にはチェックを付けておきます。
覚えてないなと思う内容は書き出し。

ここまでくると、つぎは総復習です。
書き出しておいたあやふやな内容を見直します。チェックを付けておいた間違えた問題を解き直し、解けない問題がなくなるまで解きます

すべての問題に正解できるようになれば、つぎは問題集に付属の過去問に取り掛かります。

過去問は実際の形式と同じように、時間を計って問題を解きました。
学科は2時間、実技は1時間です。

問題を解いて、見直しも終わったら、自己採点します。

自己採点の結果が、合格ラインを超えているはずです。

その後、間違えた問題・知識があやふやだと思った問題は、紙に書き出しておきます。

あとは、試験前に紙に書き出した内容をチェックすると準備は万全です。

試験直前に、教科書をパラパラと見ておくのもいいですね。

アプリは、スキマ時間に復習するために使っていました。
問題集とほぼ同じような系統の問題ばかりなので、すぐに全問解けるようになります。

問題集を解いていくとわかりますが、教科書に書かれている内容すべてから出題されるわけではなく、どんな内容の問題になるかについては毎年ほぼ同じ傾向があります。

つまり、聞かれる内容がほとんど固定化されているため、出題予定の問題の系統をだいたい予想できるということになります。

なので、傾向を掴むことがいちばん効率的だと思います。

実技は金財かFP協会か

私はFP協会の資産設計提案業務で受験しました。(学科は金財・FP協会共通)

難易度的に見ても、金財でもFP協会でもそんなに変わらないと思うので、問題集の実技の問題を見てから決めるといいと思います。
解きやすいなと思う科目を選べばいいですね。

FP協会の方が合格率は高いんですが、これは金財の方では無理やり受験させられる団体さん(職場で必要など)が多いから、合格率に差が出るらしいです。
ふつうに勉強すれば受かる試験なので、悩むなら先に勉強して申し込む時に決めればいいと思います(ちなみに金財・FP協会の実技の問題はどちらも問題集に収録されています)。
受験地などもそれぞれ少し場所が違うので、その点も考慮するといいですね。