うよきょくせつ

なぜアンパンマンはひとりだけ食事を取らないのか真剣に考察してみた

最近娘にアンパンマンを見せることがあり、私も一緒に見ていたんですが、パン工場の人たちと町の子どもたちが一緒になって食事をしているシーンがありました。
ですが、アンパンマンだけはイスすら用意されず、一人だけテーブルの横に立っていました。

小さい時は疑問に思いませんでしたが、この光景ってイジメじゃないですか?

なぜアンパンマンだけが何も食べないんでしょうか?
(カレーパンマン、しょくぱんまんたちはみんな食事を取ります)

真剣に考えてみました!

アンパンマンが食事を取らない理由

アンパンマンが食事をしない理由は、一言でいうと「必要ないから」です。

公式サイトに説明が書かれていましたが、

頭の中にあんこが入っています。アンパンマンは、そのあんこがエネルギーになっているから、食事をする必要がないんですよ。

とのことでした。

となると、頭に何かが詰まっているキャラクターは食事をする必要がないということでしょうか?

頭に何かが詰まっていると食事を取る必要がない?

頭に何かが詰まっているキャラクターはアンパンマン以外となると、カレーパンマン、メロンパンナ(頭からメロンジュースが出る)、てんどんまんたちどんぶりトリオが思いつきますが、みんな食事を取ります。

たしかに、たとえばカレーパンマンならカレーがなくなれば力を失うので、アンパンマンワールドでは頭の中に詰まったものがエネルギー源であると言えます。

ですが、カレーパンマン以下、みんな食事を取るんですよね。
アンパンマンを除いて。

アンパンマンとカレーパンマン達の違いは何なんでしょうか??

アンパンマンとカレーパンマン達の違いとは

出身の違いかとも思いましたが、アンパンマン、カレーパンマン、メロンパンナは全員ジャムおじさん製です。(ちなみに食パンマンはトースター山出身)

いちばん分かりやすい違いとして思いつくのは、アンパンマンだけが自分の顔をちぎってあげるのに対して、カレーパンマン達は自分の顔をちぎるという行為はしないということです。

アンパンマン⇒顔をちぎって食べさせる

カレーパンマン⇒頭の中のカレーを出して、カレーライスにして提供
メロンパンナ⇒頭からメロンジュースを出す(浄化作用があるらしい)
どんぶりトリオ⇒頭の中のどんぶりを食べさせたり、丼を調理して提供

顔をちぎって食べさせるとアンパンマンは力を失うので、しょっちゅう顔を交換する必要があります。 あんこの補充ではなく、顔1個まるごと交換です。

その反面、カレーパンマン達は顔まるごと交換ではなく、中身の補充で事足ります。 (ちなみにカレーパンマンはカレーを口から補充します)

しかしアニメーションでは描写は見たことがありませんが、カレーパンマン、食パンマン、メロンパンナは顔まるごとの交換自体はしているそうです。

となると、違いは顔交換の頻度?もしくは「あんこ」に何らかの秘密があるんでしょうか?

たしかにアンパンマンの顔交換の頻度は他のキャラクターに比べて多いですよね。
交換頻度が高い分、つねに新鮮なエネルギーを補充できていると言えます。

一方、カレーパンマン達はアンパンマンほど顔を頻繁に交換しないので、頭の中の詰め物だけでは体を維持するほどのエネルギーが摂取できず、食べ物を食べることで足りない分を補充していると考えられますね。

あんこに秘密がある?

公式情報では「あんこがエネルギー源となるので食事の必要はない」ということなので、あんこに秘密があるのか?と思いましたが、 アンパンマンの顔の材料がないとき(バイキンマンに隠された)、それ以外の材料を代用してアンパンマン用の顔を作ったので、あんこが原因というわけではなさそうです(ただし、あんこ以外になってしまうと、あんこ以下の力しか発揮できない。他キャラも同様)。

そこで、顔ではなくアンパンマンの身体が原因と仮定してみました。

アンパンマンはあんこからエネルギーを補給し、そのエネルギーを体に貯めているため食事からのエネルギー摂取を必要としない
そして体にエネルギーを貯めこんでいるため、たとえ顔の中身があんこ以外になってもエネルギー摂取が必要ない

こんな風に考えられないでしょうか。

アンパンマンの身体の秘密?

実はアンパンマンは生まれたときから服&マントを着用していたため、その身体がどうなっているのか誰も知りません(公式情報)。

そして、アンパンマンはジャムおじさんが作ったアンパンの種に「いのちの星」が宿って誕生しました。

基本的にアンパンマンは体がどんな状態にあっても、顔が新しくなると復活できます。
これは「いのちの星」の力がアンパンマンの体の中に宿っているからです。
しかしいのちの星の力がないと、新しい顔に交換したところでアンパンマンは復活できません。
このことからも、アンパンマンにとって顔以上に身体が大事だという事が分かります。

他キャラの誕生シーンの描写がないのでおそらくという表現になりますが、「いのちの星」が宿ったことで誕生したのはアンパンマンだけです。
すなわち、アンパンマンとカレーパンマン達の違いには「いのちの星」が関係していると言えると思います。

「顔交換の頻度」と「あんこ」と「いのちの星」の3つから考えられる仮説


ここまで、 「アンパンマンは顔交換の頻度が他キャラよりすごく高い」
「あんこがエネルギー源となるので食事は必要ない」
「アンパンマン(の身体)にいのちの星の力が宿っている」
ということが分かっています。

この3つから導き出される仮説を考えてみました。

いのちの星の力がとけこんだ身体を持つアンパンマンは、頭の中のあんこから体へとエネルギーが移動し貯蔵され、顔交換の頻度が高いためにつねに十分なエネルギーを得て蓄えているため、たとえ顔の中身があんこ以外になったとしても(あんこ以外になるとあんこ以下の力しか得られない)、外部からのエネルギー摂取が必要ない

そして、体にいのちの星の力を持たないカレーパンマン達は、頭の中の詰め物からエネルギーを摂取できるが体には貯めこめず、顔交換の頻度も低いためエネルギー補給の頻度も減り、体を維持するためのエネルギーが足りなくなり、食事でエネルギーを摂取せざるを得ない

こんな風に考えられるのではないでしょうか。

まとめ

アンパンマンを見ていて疑問に思ったことを考えていたらここまで長くなってしまいました(^_^;)

ここまで読んで下さってありがとうございます。
みなさんはこの仮説、どう思いますか?